
院内紹介・施設基準
院内紹介

福岡市西区の佐野クリニックでは、高性能のCTや超音波装置など多彩な検査機器を備える一方で、受診そのものが負担にならない空間づくりにも力を注いでいます。
天井の高い待合スペースは車いすやベビーカーがすれ違える幅を確保し、ゆったりとしたソファ席を配置しました。
院内には手すり付きの身障者トイレを設置し、駐車場も診療棟に隣接しているため、玄関から診察室まで段差なく移動できます。
投薬は基本的に院内で完結するため、受付で会計を済ませたあと、そのままお薬をお受け取りいただけます(在庫のない薬剤が必要な際は院外処方箋を発行)。
検査の質と同時に「通いやすさ」や「安心感」も備えたクリニックとして、地域の皆様の健康を支えてまいります。
院内薬局
当クリニックでは患者様にやさしい院内処方を採用しています

現在、全国の医療機関の多くは院外処方が主流で、院内処方が可能なクリニックでも「一部の薬だけ院内、それ以外は院外で受け取る」というケースが少なくありません。
そのため、診察後に処方箋を持って調剤薬局へ移動し、再び受付に並ぶ手間が日常的に発生します。
福岡市西区の佐野クリニックではこうした負担を軽減するため、薬剤を院内で調剤できる体制を整えました。
診察が終わればそのまま会計とお薬の受け取りまでワンストップ。
時間と移動のストレスを減らせるだけでなく、調剤技術料などが上乗せされない分、毎月の自己負担も抑えられます。
もちろん「かかりつけ薬局で一括管理したい」「在宅でまとめて服薬指導を受けたい」など、院外処方をご希望の際は処方箋を発行いたしますので遠慮なくお申し出ください。
院外薬局と院内薬局の違い
院外処方では「処方せん料」を病院で、さらに「調剤基本料」「調剤料」「薬剤服用歴管理指導料」などを調剤薬局で支払うため、同じ薬でも自己負担が高めになる傾向があります。
一方、院内処方はこれらの技術料が一本化されているため、一般的な風邪薬や生活習慣病のお薬で比較すると3割負担の方で数百円程度、1割負担の方で百円単位の差額になるケースが多く、継続治療ほど家計へのメリットが大きくなります。
院内薬局のメリット
院内薬局では、診察から会計、薬の受け取りまで同じ院内で完結します。
発熱時や悪天候の日でも移動の負担がなく安心です。
調剤薬局の技術料が不要なため自己負担が軽減でき、毎月の薬代も抑えられます。
また、会計後すぐにお薬をお渡しできるよう調剤を進めており、待ち時間の短縮にもつながっています。
さらに、医師と薬剤師がカルテを直接確認しながら処方や副作用の確認を行うため、疑問や不安があればその場で解決できます。
当クリニックの
施設基準について
当クリニックでは、安心して診療を受けていただけるよう、国の定める施設基準に沿った体制を整えています。
以下のような取り組みを行っており、患者様のさまざまなニーズに対応できる環境を備えています。
外来感染対策向上加算
発熱や感染症が疑われる方への診療体制が整っています。
- 発熱外来を行う医療機関として福岡県に登録されています。
- 初診の方でも発熱等の診療に対応します。
- 動線を分けるなど院内感染を防ぐ工夫を行っています。
機能強化加算
身近なかかりつけ医として、幅広いご相談に対応します。
- 健康診断後の相談や生活習慣のアドバイス
- 専門医や他院への紹介
- 介護や福祉に関する相談
- 訪問診療を行っている患者様への夜間・休日対応 など
地域包括診療加算
慢性疾患や高齢の方を日常的にサポートできる体制があります。
- 高血圧・糖尿病・認知症などの治療と管理
- 他院の薬も含めたお薬の管理
- 予防接種・健康相談・在宅対応・介護相談など、包括的な診療を行います。
時間外対応加算
診療時間外もできる限り対応しています。
- 再診の患者様を対象に、時間外は院内掲示してある携帯電話にて対応しています。
外来後発医薬品使用体制加算
ジェネリック医薬品(後発品)の使用を推進しています。
- 費用を抑えた治療を提供するため、後発品を積極的にご案内しています。
- 薬の供給が不安定な場合は、代替薬や用量調整など柔軟に対応します。
一般名処方加算
薬の成分名で処方することで、供給不足にも柔軟に対応できます。
- 特定のメーカーではなく、薬の成分名で処方することで、必要な薬がより確実に受け取れるよう工夫しています。
明細書発行体制等加算
診療内容を明記した明細書をお渡ししています。
- お会計時に、治療内容と費用の内訳が分かる明細書を無料で発行しています。
医療情報取得加算
マイナンバーカードの健康保険証利用に対応しています。
- 過去の受診歴や薬の情報を確認でき、より安全・的確な診療が可能です。
医療DX推進体制整備
電子化による医療の質向上に取り組んでいます。
- オンライン資格確認や電子カルテの活用体制を整えています。
- 今後は電子処方箋やカルテ共有にも対応予定です。
生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)
高血圧・糖尿病・脂質異常症の管理をより丁寧に行います。
- 個別の生活指導と目標設定を行い、必要な検査や療養計画書を通じて継続的なサポートを提供しています。
医療情報連携加算
訪問診療の患者様について、医療・介護と連携しています。
- 訪問看護ステーションなどとICTを通じた情報共有を行い、在宅療養の支援体制を整えています。
連携機関例
- &あ~ばん訪問看護ステーション
- ヒカリエ訪問看護ステーション
- 訪問看護ステーションOhana
- 訪問看護ステーション白十字
- 訪問看護ステーションれんと

