
コラム
インフルエンザワクチンに関するQ&A
いつも佐野クリニックのコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
インフルエンザワクチンでよくあるご質問についてのお話です。
Q1.インフルエンザワクチン接種後の免疫は、どのくらい続きますか?
A.接種する人が過去にどのようなインフルエンザウイルスに感染したのか、予防接種を行ってきたか等により
個人個人で免役環境が異なることから、免役の持続についても大きく個人差があります。
一般的にインフルエンザワクチンの予防効果が期待できるのは接種後2週から5ヶ月程度と考えられています。
なお、接種から5ヶ月経つと、免役が全く消えてしまうわけではありません。

Q2.インフルエンザワクチンは一回接種でよいでしょうか?
A.原則、13歳以上は1回接種ですが、13歳未満では2~4週間隔で2回接種します。
※世界保健機関(WHO)は、9歳以上の小児および健康成人に対しては「1回注射」が適切である旨、見解を示しています。
また、米国予防接種諮問委員会(ACIP)も、9歳以上(「月齢6か月から8歳の小児」以外)の者は「1回注射」とする旨を示しています。


